二十四節気を奏でる ~花~
2009年 03月 31日
3月1日(日)にミュージック工房主催としては今年度最後のイベント、「二十四節気を奏でる~花~」が行われました。
今回で、この二十四節気シリーズは四回目となり、コンセプトは「和楽器にスポットを当てる」こと。日本人の生活風土やものづくりに大きく関わりのある、二十四節気という気節の区分から音楽づくりのインスピレーションを得て、1つのステージを創作するということです。
今年のテーマは「花」です。
花というのは日本人にとっては季節を感じたり、感情を重ね合わせたりとやはり深い関わりがあるようですが、曲づくりのインスピレーションとしては無限のようにも感じます。だから逆に難しい面もあるのではないでしょうか。
今回、その難しいテーマにチャレンジしてくれたのは
しらいみちよ:唄(賛助出演)
の皆さんです。
今回は花が散る場面から始まりとし、花の盛り、野にあっての花が見せてくれる強さ、弱さの世界。人と花の関わり。最後は花が咲いて終わる舞台内容でした。
いろいろ困難はありましたが、とても良い二十四節気のアンサンブルになりました。素晴らしい演奏をして頂いたことと、皆さんのチャレンジ精神に敬意を表したいと思います。
それと、ディスプレイをして頂いた工藤前ディレクターに感謝です。
ディレクター 新谷美樹夫
ご報告:うれしい事に富山で今年の12月に再演される事になりました。
by artvillage | 2009-03-31 22:27 | ミュージック