第3期ボーカリストのための『ボーカルクリニック基礎編』
2008年 06月 24日
17才から50代までの11名の方が講座に参加。
講師はヘッケル田島さんで、まず7月まで全8回の基礎編が行われる予定です。
基礎編では主に声を出すための体作り、呼吸法、口形、滑舌、ロングトーンを重点的に学ぶものです。


受講生の皆さんはそれぞれ目指す音楽ジャンル(ジャズ、シャンソン、ロック...)がありますが、基本となるヴォイストレーニングをマスターし、秋には応用編の講座に向かいます。
ローソクの火に向かって息を吐ききる事を想定した呼吸方法はとてもユニークな方法でした。
この講座が終わる頃には一皮も二皮も成長したボーカリストになれるよう頑張って欲しいものです。
6月19日(木)にニューヨーク在住のJAZZ Vocalの実力者マリオン・カウィングスさんのスペシャルワークショップも行われました。
マリオンさんは音楽堂で開かれる「金沢ジャズスクエア2008」の演奏のため来沢しましたが、ミュージック工房のボイストレーニングにもスペシャル講師として井上智トリオと共に参加して頂きました。
まず、ギター、ベースをバックに1曲披露して頂き、受講者の質疑応答から始まりました。


マリオンさんが強調されていたのはボーカリストとしての心構えとステージでのマナー、そして技術的な部分ではマイクの使い方、英語で歌う時のボイストレーニングの仕方など。受講者にとってはとても有意義であったはずです。
マリオンさんが披露してくれたボーカルはとても言葉やメッセージを大切にするもので、そのための普段のボイストレーニングがいかに大事であるかを痛感させるものでした。
受講生代表でジャズボーカル志望の方が1曲披露し、適切なアドバイスもいただきました。

ディレクター 新谷美樹夫
by artvillage | 2008-06-24 23:01