ふだん着ティータイムコンサートvol.11
2008年 05月 28日
この催し物は今年で11回目を迎え、今では毎年楽しみにしている親子連れの方々も多数聴きに来られるようになり、今年は雨にもかかわらず500名以上の来場者がありました。
まず、午後2時よりオープンスペースにて「子どものためのコンサート」が行われました。
演奏者とお客様の境目がないくらいの距離感で繰り広げられる演奏は身近にオーケストラを感じることができ、一緒に歌を歌ったり、団員による楽しいトークもあり、にこやかな笑いあふれる内容でした。
ここでの目玉は指揮者体験コーナーで、オーケストラの指揮を体験したいちびっ子がベートーヴェンの「運命」やとなりのトトロの「さんぽ」の指揮に挑戦しました。
もちろん指揮はしたことのない子ども達や大人達がほとんどで、その指揮棒を見ながらのオーケストラの演奏は今まで聞いたことのない「運命」や「さんぽ」が披露され大変盛り上がりました。
その後、ミュージック工房内に場所を移し室内楽を中心とした小編成の演奏が行われました。
ここではオーケストラの団員として活動している皆さんがいろんな編成の中で演奏したい曲を取りあげ、日頃あまり聞けないような曲なども披露していました。
この催し物は、アンサンブル金沢の団員の皆さんによる自主的な企画運営で音楽普及活動の一環として、身近にクラシック音楽やオーケストラというものを聴いてもらいたいという主旨で毎年芸術村にて行われています。
ミュージック工房としては共催事業ということでサポートを続けてきました。団員の皆様との交流も深まり、今後も良い関係を続けて行きたいと思っています。
ディレクター 新谷美樹夫
by artvillage | 2008-05-28 21:33 | ミュージック