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「光る泥ダンゴをつくろう」「加賀泥団子倶楽部!!」

                 アート工房ディレクター 戸出雅彦

 11/24、25「光る泥ダンゴをつくろう」という小学4年生から中学生までを対象にしたワークショップ、12/1、2「加賀泥団子倶楽部」は大人を対象としたワークショップを開催しました。金沢の左官職人、竹本茂之さんを講師に迎え全4回のワークショップでした。芸術村近くの長町、長土塀付近には今も土壁が残っています。この土壁をつくる技術を使って泥団子の芯づくりから中塗り、そして上塗り、磨きと作業を進めるわけですが、うまくつくるにはとにかく丸にすること、そしてひたすら磨くこと!です。上塗りに使った土は石川県内のもので実際に土壁で使われるものと、陶芸用の陶土に顔料を加えたものを使用しました。「加賀泥団子倶楽部」では、更に伝統工芸の技を使って!ということで、金箔、銀箔をニカワで貼付けるという、豪華な装飾を施し「これぞ金沢泥団子!!」というものに仕上がったと思います。(自画自賛)

 試作段階では、漆芸家の鳥羽雅哉さんにもアドバイスをいただきながら、九谷上絵などで使われる箔の貼り方を参考にしながら「こうやったらもっといいがんないがけ!」「これ使ったらもっと光ったわ!」という竹本さんとのやり取りが水面下で2ヶ月間ほど繰り広げられましたが、何とか無事に終わってホッとしています。まぁ何はともあれ、子どもはもちろんですが、いい大人があれだけ一生懸命ダンゴを磨いている姿は…何とも美しいものでした。
泥あそびバンザイ!
ここだけの話ですが、私の作った泥団子を娘が夏休みの工作に出し賞を貰ってしまいました。内緒にしておいてください。先生スイマセン!

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by artvillage | 2007-12-15 08:10 | アート  

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