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シンポジウムアート工房分科会~どこかにつながる場所~

 2007年10月7日(日)9:30より、里山の家にて、金沢市民芸術村10周年記念シンポジウム アート工房分科会レクチャーとして、「どこかにつながる場所~全国のアート活動事情 その1~別府編 その2~青森編」が開催されました。
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 このレクチャーは、芸術村も開村から10年が経ち、今後どのような活動をしていこうかと考える中で、世界中でアートをキーワードに活動している人たちにあって、道しるべとなるようなヒントを探そうじゃないかと、開催されたものです。
 まず、その1~別府編として、別府市内全域を舞台に、現代美術展、パフォーミングアートや音楽イベントなどを企画・開催している組織の“BEPPU PROJECT”から安部純子さんをお招きし、様々な企画の話を(裏話も含め)していただきました。
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 次に、その2~青森編として、弘前市の吉井酒造煉瓦倉庫にて、奈良美智氏の展覧会を三度成功させた“NPO harappa”の立木祥一郎さんをお招きし、あの大規模な展覧会がどのように企画・開催されどのような影響があったかを話していただきました。



 どちらの話も、箱があるから、予算があるから何かをするのではなく、やりたい事があるから場所もお金も集めるという、芸術村にとって逆の立場の、とても刺激的で面白いレクチャーでした。アートアンツにとってもよい一日になったのではないでしょうか。
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          安部 純子氏                 立木 祥一郎氏

                                アート工房ディレクター 渡辺 秀亮

by artvillage | 2007-10-13 17:45 | アート  

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