人気ブログランキング | 話題のタグを見る

工房自主トレ音響編

7月の毎週木曜夜、ミュージック工房にて「工房自主トレ・音響編」が行われました。
この工房自主トレは、ミュージック工房のサポートスタッフ「K-CUBIC」のレベル向上を目的としたものです。

県内に文化ボランティアは沢山ありますが、音響・照明などテクニカル的な分野をカバーしている団体は珍しいのではないでしょうか。その点で、音響・照明の仕組みを知り、機材を正確に扱えるようになるというのは私たちK-CUBICの活動の土台でもあります。

今回の講師はミュージック工房のディレクターでもある新谷美樹夫先生。

一夜目:
工房自主トレ音響編_e0118827_21285178.jpg

本番・リハーサル前の準備(仕込み)時間に音響さんがする仕事の手順の説明、INからOUTまでの信号の流れの説明と、工房内の機材の紹介など。
☆マイクにもいろんな種類・特性があるのです!


二夜目:
工房自主トレ音響編_e0118827_21291658.jpg

音響仕込み図の見方の説明と、音響卓まわりの結線に挑戦!
☆これまであやふやだった、IN→「音響卓→音響ラックのリバーブやイコライザー(音場調整の機械)→音響卓(→パッチ盤)」→OUTの流れが理解できました!

三夜目:
工房自主トレ音響編_e0118827_2129469.jpg
一夜目の手順のとおりに、ドラムまわりの仕込みに挑戦!その後、プロの演奏者にPLAYしてもらい、全体のバランスを整えました。



工房自主トレ音響編_e0118827_21302139.jpg
☆ドラムの仕込みと一口に言っても、キック用、スネア用、ハイハット用、フロアタム用、トップ(LとR)・・・と、それぞれのマイクの特性を生かせるようなセッティングをするのです!




四夜目:
工房自主トレ音響編_e0118827_2131572.jpg
ステージ上担当と音響卓まわり担当に分かれてそれぞれ仕込みを行った後、一人一曲ずつ生バンドのオペレーションをしました。



工房自主トレ音響編_e0118827_21312873.jpg☆いざとなるとアタフタして音場調整どころか各楽器のボリュームの調整くらいしかできず、反省・・・
何とか、最低限「音をマイクで拾ってCDなどの音とともにスピーカーで流す」くらいのことはできるようになった気がします。
でも「音づくり」となると、まだまだ先は長いです。

講師の新谷先生は、モニターの音をちょっと聞いただけで「何ヘルツを一メモリ、何ヘルツを半メモリ下げて」とすぐに指示を出せて、さすがのプロの耳に感動でした!


この自主トレで学んだことを、9月の自主企画ライブで思いっきり活かしたいです!!

K-CUBIC 柏

by artvillage | 2007-08-05 21:53  

<< 君も石に挑戦しよう! あかり石舟 >>