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ガラスでパート・ド・ヴェール

アート工房ディレクターの戸出(といで)です。
6月24日、7月1日の両日開催された「ガラスでパート・ド・ヴェール」の報告です。
今回のワークショップは、講師にガラス作家の渡部匡人氏を招聘し、パート・ド・ヴェール/ガラス鋳造技法によるペーパーウェイト制作です。6月24日は技法の説明からはじまり、粘土での原形制作と石膏取り、そしてガラスの選択までを行いました。7月1日は場所を芸術村からおしがはら工房へ移し、電気炉からの窯出し作業と型からガラスの取り出し作業、そして研磨作業を経て完成!!!  皆さんご自分の作った粘土の塊が、ガラスに変貌したことを戸惑いながらも喜んでいらっしゃいました。仕上がりを少しずつ体感しながら制作する絵画や彫刻のような表現とは違い、今回の制作は、石膏型を壊すまでその全貌が全くわからない不思議な緊張感があります。どうなってるんだろう? うまくできてるんだろうか? あーっ割れた!ツブヤキにも似た 独り言…楽しんでいただけたように思います。型から取り出す際、誤ってガラスを割ってしまった方(あーっ割れた!の方)、ウルトラ、スペシャルなガラス専用の紫外線による接着剤のおかげで、あーら不思議!継ぎ目が解らないぐらい上手く修正できました。今回は場所が芸術村から離れており分かりにくかったため、参加者の方数名を芸術村から送迎いたしました。帰りの車中での会話「今度は吹きガラスがやってみたい!」「やりたい、やりたい」の熱い声。「け、検討します」と押され気味に答えた私でした。
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by artvillage | 2007-07-02 15:50 | アート  

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