アストル・ピアソラ三部作 第一弾
2007年 06月 27日


アルゼンチンの世界的音楽家、アストル・ピアソラの没後15年を記憶する企画は、「アストル・ピアソラを生ける」(アート工房との共催)から始まりました。
“空飛ぶ卵”を意味するイタリア製スピーカー、ウーヴォラから流れるのはさまざまな年代を表現するピアソラの生前の演奏。ライブあり、スタジオ録音ありの渾身の演奏がアート工房の段差を登ったり駆け降りたりして展示の花を触発、魂が降り注ぐようにと願いを込めた献花に融合したようです。今回、特にアーティフィシャルな花にこだわったのは、楽譜に音符を書き込んで始まる曲の構成に倣い、すでに完成された生花では成しえなかった無からを創造するため。
31点すべてが、曲のタイトルからデザインされました。多くを紹介できないのが残念ですが、「天使の復活」、「ブエノスアイレス午前零時」などがあり、布を染色、創作する集団「花座」はふりそそぐ音に乗せられ翻弄されながらも、即興の危険を孕んで、それぞれがソリストの心情で花を創作し、追悼の気持ちを手向けました。
多くの方々にご来場をいただき、ありがとうございました。
ミュージック工房・工藤文雄

by artvillage | 2007-06-27 20:19 | ミュージック

