【芸術村調査団! Vol.1 ~芸術村ってどんな場所?~】
2023年 06月 03日
こんにちは!
芸術村をいつも利用されているみなさん、これから利用を考えているみなさん、芸術村っていまいちどんな場所かよくわからない……というみなさん!
このコラムでは、芸術村マスコット(非公認)のレンガくんが芸術村を探検し、芸術村がどんなところか、どんなことが起きているのか、その秘密を調査し明らかにしていきます!
ぜひ、レンガ君といっしょに芸術村をもっともっと知っていきましょう~。
みなさん、はじめまして!ここからは、芸術村のレンガの妖精である僕、レンガくんがじっくり調査していくガ!
第1回目の今回は、「芸術村ってどんな場所?」をテーマに、芸術村がどんなところか調査するガよ~!
正面入り口をくぐると、芸術村の地図を発見!
なるほど、なるほど、色々な名前がつけられた工房や建物、広場があるんガね~!
芸術村はその名前のとおり、芸術活動の練習や発表のための場所で、「ドラマ」、「ミュージック」、「アート」などなど芸術の分野の名前が各工房につけられているガよ!
それぞれの工房では、金沢市内外から色んな人が集まって、日々、芸術活動に励んでいるそうガ!
(各工房や広場については次回以降、じっくり調査していくガよ!お楽しみに!)
芸術村の建物の特徴と言えば、なんといっても、このレンガ造りだガ!
ぼくも自慢のかっこいいデザインだガ~!
実は、この建物は大正8年に建てられた古い建築物で、昔は「大和紡績倉庫(だいわぼうせきそうこ)」という、糸をつむぎ作る工場の倉庫だったンガよ………!
当時は、電車が工場の中まで走る仕組みになっていて、倉庫には運ばれてきた糸の原料の綿花やつくられた品物がたくさん保管されていたそうガ~!
建物のレンガをじっくり観察すると、紡績工場だった頃からのながーい時間や歴史の積み重ねを感じる趣あるレンガをいくつも発見することができたガ…。
みんなにも、ぜひぜひ見つけてほしいガ!
そうそう、芸術村のこの三角形の屋根!
これは、「のこぎり屋根」と呼ばれるものらしいガで、紡績・織物・染色などの産地でよーく見られる工場建築のユニークな特徴の1つなんだガ!
広場でひと息休憩…風が気持ちいいガ~。
今、広場があるこの場所には、昔はたくさんの工場や、そこで働く人々の暮らしを支える施設や建物がぎっしり建てられていたんガよ~。
そんな、かつての工場産業の場から市民の芸術創造の場へ役割を変え、金沢市民芸術村が誕生したのが1996年だったガ…しみじみ。
それからこれまで、365日24時間、芸術村で活動するひとりひとりが責任をもって施設を守りつかっていく「自主管理方式」で芸術村は運営されてきたんだガ!
ちょっと聞きなれない言葉だと思うけど、この運営のかたちは全国でも、とってもユニークで、芸術村の大きな個性の1つなんだガよ!
今回の調査では、芸術村がどんな場所なのか、また建物のかつての歴史など、その秘密が明らかになったガ!
次回は、【芸術村調査団! Vol.2 ~芸術村で活動するには?~】をテーマに、芸術村で活動していくために必要なあれこれを調査するガよ!
それでは、今回はこのへんで、さよならンガ~~!
by artvillage | 2023-06-03 16:43 | 芸術村調査団!