野菜で楽器を作ろう!
2011年 10月 03日
このワークショップは野菜という身近にあるものを素材として楽器を作ることにより、ものづくりの楽しさ、音への追求心を育んでほしいという思いで今年初めて開催しました。

親子で参加された方や音楽仲間、野菜を扱うお仕事をされている方などなど、、、様々でした。子どもさんが多いかなと思っていたのですが、案外大人の方が多くてびっくりしました。講師はパーカッション奏者の井上恭子さんとトランペット奏者の私、藤本です。
最初は事前に作っておいた野菜の楽器を演奏して、何の野菜か当てるクイズをしてみました。
打楽器は、きゅうりをくり抜いて作ったウッドブロックならぬ、きゅうりブロック!人参のギロやなすびのカスタネット、カボチャの太鼓も登場しました。
吹奏楽器は人参オカリナとズッキーニのトランペットを演奏しました。
前置きはこのくらいにして、早速!楽器の制作にとりかかります。人参オカリナ、人参のギロ、なすびのカスタネットを作りました。


息の流れやポイントを教えたらみなさん音が鳴るようになりましたよ!
参加者の中にはオカリナ奏者の方がいらっしゃって、粘土でオカリナは作るが野菜では初めてと熱心に楽器を作っていらっしゃいました。
最後の方は、自由にオリジナル楽器を作りました。ジャガイモで何ができるかな?とか、違う野菜でオカリナ作ろうとかチャレンジしていました。
せっかくなので、作った楽器を1つずつ持って演奏会もしました。「即席野菜オーケストラ」です!
♪メリーさんの羊を演奏して楽しみました。

ワークショップを通じて楽器の音が鳴る原理を理解したり、いい音を出そうという追求心がないといい音が鳴る楽器ができないと感じました。
実際の楽器を演奏する時も、このような気持ちは大切だと思いました。
また、みんなで楽器を作ったり、演奏したりできてとても楽しく、いい経験になりました。
今回は素材に野菜を選びましたが、野菜以外にもいろんな楽器をつくってみたら楽しいのではないでしょうか?
ちなみに、材料はお野菜。生産者さんが一生懸命作ってくれたお野菜ですから、作った野菜楽器とくり抜いたりして出たくずは、食べれる部分は捨てずに袋に入れて持ち帰っていただきました。きっと、晩ご飯のサラダやみそ汁の具になったことでしょう(笑)
参加者の皆さん、お手伝いしてくださったスタッフの皆さん、ご協力ありがとうございました。
ミュージック工房ディレクター 藤本
by artvillage | 2011-10-03 22:24 | ミュージック