That's Entertainment ! Vol.6 " Saturday Night Fever ! "
2010年 07月 10日
今回のテーマは「ソウルミュージック」です。ソウルミュージックはR&B、あるいはロックンロールといった黒人由来の音楽が広がった60年代頃の音楽スタイルのことをいいます。一言でソウルといっても時代や発祥地によって様々ですが、今回は70年~80年代の曲を中心にお届けしました。
メンバーは金沢を中心に活動する様々なジャンルのミュージシャンです。ポップス、ゴスペル、ロック、ジャズ...普段は違うフィールドで演奏活動している人達ですがそれぞれのカラーを活かしつつ、同じ音楽をしたときにどんな風になるのかと期待しながら練習を重ねました。
見て、聴いて、感じて、歌って、踊って...来たお客さんが楽しんでもらえるようにステージ進行を考え、音響、照明などの舞台技術では音響、照明講座の実践の場としてプロスタッフに教わりながらサポートしました。
今回ステージを創り上げてくれたメンバーを紹介します。
まずは女性3人ボーカル。向かって右から金沢ロック界の女王"じゅんじゅん"、セクシージャズボーカリスト"Etsuko"、K-WISH所属チャーミングな"さつき"。3人ではスリー・ディグリーズのナンバーを、ソロではそれぞれの個性を活かしてじゅんじゅんはアレサ・フランクリンの"Think"、Etsukoはスティービー・ワンダーの"Superstition"をクールなアレンジで、さつきさんはチャカ・カーンの名曲"Trough The Fire"をお届けしました。
続いて、男性ボーカル陣。
ロックンロールなStunFlyerの石原アッチョさんと音楽ユニット「らせん」のボーカル松田造さん。Sam & Daveの「ソウルマン」にはじまり、SlyのファンキーチューンからEarth Wind & Fireの定番を歌いきりました。松田造さんはジャクソン5のI Want You Backを歌いましたが、この曲はマイケル・ジャクソンが子供の頃にリードボーカルを歌っていたときの曲なので音域はとても高いのですが、持ち前のハイノートボイスを活かして歌っていました。
バック陣もご紹介。まず、今回のキーパーソンと言っても過言ではない!影のバンドマスターStunFlyer所属のギター高田純二さん。このお方の仕切りぶりとステージでのパフォーマンスには脱帽しました...。そしてジャズを中心に演奏活動しているギター宮下潤さん。K-WISHのサポートもしているベース中根準一さん、キーボード "ヨッシー"さん。お医者さんベースはたけさん。パーカッションはBEANS所属のかっこいい井上恭子さんにドラムはMOVEMENT他、多方面で活躍中のヤチシンヤさん。
まだまだいます。ホーンセクションもご紹介。ソウル、ファンク系アルトサックスは"TORA"さんにジャズ一筋のテナーサックスは大久保雅春さん。そして、トランペットで藤本美和が参加させてもらいました。
ステージにはスモークが焚かれ、ミラーボールがキラキラと輝くゴージャズな雰囲気でした。
まさに今宵はディスコナイト!
お客さんのノリがよくてとても盛り上がって、最後には全員スタンディングで歌って踊りました。お客さんもステージの上にあがって踊りましたよ。
サポートスタッフは会場設営から配線や機材チェック。音響や照明の仕込み、ピンスポット、舞台転換をサポートしながら、実践の場で研修しました。
このイベントではジャンルにこだわらず、いい音楽をたくさんお届けしていけたらいいなと考えています。ステージを創り上げていくメンバーやスタッフにも新しい出会いがあります。刺激を受けながら今後の活動に活かしていってほしいと思います。来てくれたお客さんには音楽っていいなとか、楽しいなとか、金沢にはこんな人達が音楽活動しているんだとか...何かここ芸術村から発信していることを感じてもらえればと思い企画をしています。このイベントをキッカケに人と人とが繋がり、金沢が音楽で盛り上がっていってほしいといつも思っています。
そんな思いでこれからも芸術村でいい音楽を創って発信していきたいと思います。
機会があればまたやりましょう♪
ミュージック工房ディレクター 藤本美和
by artvillage | 2010-07-10 20:17 | ミュージック