ライブサーキット’10終了しました
2010年 03月 03日
どのステージもとても魅力的でした。イベントに足を運んでくださったお客さん、出演してくれた方々、お手伝いしてくれたスタッフ。それぞれにいろんな出会いがあり、発見があり、様々な思いを感じたと思います。何より「楽しかった」とか「ありがとう」とか「またお願いします」などの声を聞くと、やっぱり音楽っていいなーと再確認させられました。
ライブサーキット芸術村でのライブ風景を写真とともに
まず、1月31日「恋の季節はヨーロピアンdeい加賀?」(主催)ハッチ・ハッチェルバンドとザッハトルテのジョイントライブです。
芸術村のオープニングにふさわしいなんとも楽しいステージでした。このおもしろさはライブじゃないと味わえないと思います。
ハッチ・ハッチェルバンドは6人のユニットでボーカル兼ヴァイオリンのハッチ・ハッチェルさんリーダーのバンドです。ハッチさんはヴァイオリン片手にイナバウアーしながら大活躍でした!
ジャズの曲もハッチにかかれば何か懐かしい昭和の雰囲気に...。涙が出るくらい笑えるんだけど、単なるお祭り騒ぎにならないのがこのバンドの実力でもあり魅力かもしれません。
ザッハトルテはチェロ、ギター、アコーディオンのちょっと不思議な編成のユニットです。保険のCMでおなじみ ♪アヒルンルン~アヒルのワルツ~♪ はザッハトルテが手がけたんですって!
最後は全員でどっか~んと演奏しました。ほんと、どっか~んって感じでした。
県外から聴きに来たという人も多く、真冬の日曜の昼下がり陽気なライブとなりました。
続きまして、2月1日「ピアソラ・タンゴ・ナイト・スペシャル「ブエノスアイレス綺譚」(共同主催)
上野賢治さん(フルート)、谷内直樹さん(ギター)に本田和さん(語り)が入り、ピアソラの曲に藤沢周の小説「ブエノスアイレスの午前零時」の朗読とコラボレーションするといったコンサートでした。
フルートとギターが複雑に絡み合ってタンゴを刻み、朗読が入るとなんとも幻想的な雰囲気でした。
2月5日 「ハズミックス~単なる弾みじゃありません~」(共同主催)
京都中心に活動している長谷川健一さんと
金沢で活動する杉野清隆さんのライブです。
近江町のメロメロポッチの熊野さんの協力していただきました。
それぞれ独特の世界を持つミュージシャンによるライブとなりました。
特に、杉野さんはあじフライの歌とかうめぼしの歌とか...身近であたたかい曲がよかったです。
続いて、2月6日 「遥かな想い~春へのあこがれ~」(共同主催)
春にちなんだ歌や童謡など、心のこもった美しい歌が披露されました。観客の中には歌を聴いて涙する姿も見られました。
「ドレミの歌」は観客全員で合唱し、歌声に合わせてマリアとダンサーが楽しげに踊りました。合唱団による合唱やブラックライトシアターによる「月の砂漠」、語りなど、盛りだくさんのステージ構成で観客を楽しませてくれました。
そして、最終日2月7日 「大坂昌彦プロデュース~ジャズ・ピアノ・ルネッサンス~」(主催)
4人での演奏、それぞれのピアノトリオでの演奏、そして最後にピアノデュオの演奏を披露しました。
演奏の様子を言葉でしっかり伝えたいのですが、普通の言葉になってしまいそうで...とにかく素晴らしいライブだったことはお伝えしておきます。
ピアノとドラムとベースでこんなにワクワクして、ゾクゾクして、ジャズって凄いなーと再確認しました。
ライブサーキット開催にあたり協力いただいた方々、本当にありがとうございました。
是非、来年の開催に向けて継続して金沢の音楽シーンを盛り上げていけたらと思っております。また皆様のご協力をお願いいたします。
ディレクター 藤本美和
by artvillage | 2010-03-03 20:56 | ミュージック