2009年6月21日(日)11:00-18:00に、アート工房とその周辺で、キャンドルプロジェクトの関連企画として、“夏至”をキーワードに
「Pikku Finland Day(ピック フィンランド デイ)」が開催されました。

北欧の夏と冬は自然の特色が色濃く表れる時期であり、その厳しい自然環境の中で北欧の人々は「自然の中で生きよう」という「共生感」を身につけてきました。そのなかでも北欧の人々は夏至にはとりわけ強い想いを寄せています。その夏至という特別な日の文化や、共生感をもつ北欧の人々のライフスタイルを展示・体験という形で紹介することで、同じく自然豊かな金沢でのこれからの暮らしの中に、自然をより意識しながら毎日を送ってもらう、そのキッカケとなるよう願いを込めてイベントを実施しました。

前日の大雨がウソのように、イベント当日は快晴となりました。イベントへは北欧に関心のあるさまざまな年代の来場があり、DMやHP、各メディア等で知り、イベントを楽しみにしてくれた方から、当日たまたま芸術村に来ていて参加した、という方まで、参加者合計は750人と前回のイベントをはるかに上回る結果となりました。

また、当日の最高気温は30度を越える暑い日となりましたが、芝生エリアのカフェでは『コーヒーとシナモンロール』という映画『かもめ食堂』の組み合わせの売れ行きがよく、シナモンロール・金沢マッカラ(ソーセージ、川本紀男シェフ作)とも完売することができました。

フィンランド大使館研修生、Turku大学大学院生・ラウラさんと、フィンランドに北欧デザインを勉強しに正規留学した、のぞみさんのトークショーでは、50枚のチケットがなくなっても、アート工房の特有の構造から、階段のエリアで座って聞くこともできたのでとてもよかったです。
『のんびり過ごす=ゆっくりしていってほしい』というこちら側のねらいも伝わり、展示パネルなど、内容の濃いイベントとなりました。

一番印象的だったことは?という問に対しては、ムーミンビスケット釣り(北陸製菓協力)がダントツで、次いでマリメッコやイーッタラ、アルテックなどフィンランドメーカーの展示が人気で、フィンランドのプロダクツに注目が集まっていることを実感できました。
今後のイベントも期待します!という嬉しい声もたくさんあり、その期待を裏切ることなく、これからのイベント展開も定期的に行っていきたいと思います。
文・アートアンツ 村上まり
写真、構成・アート工房ディレクター 渡辺秀亮