百万人のキャンドルナイトin金沢市民芸術村

　２００９年６／２１（日）アート工房前：木立の中の石畳をメインステージに「百万人のキャンドルナイトin金沢市民芸術村」が開催されました。





　NHK金沢放送局との合同主催で開催された今回は、NHKの全国中継もあり大規模なイベントとなりました。

　

　
　
　
　百万人のキャンドルナイトは、夏至の夜午後８時から１０時の間、電気を消してロウソクの灯りでスローな夜を過ごそうという全国的な広がりをみせている運動です。原子力発電所建設に反対するカナダの「自主停電運動」をヒントに、明治学院大学の辻教授とその仲間達が２００３年の夏至の日にはじめたもので、無理して電気を消したり、反対を叫ぶといったものではなく、また電気を消すことで地球温暖化を防止することが一番の目的でもない。普段の暮らしをしながらも過剰な電飾にまみれた日常から少しだけ自然の光だけで「過ごしてみる」ということを提案しているものです。

　アート工房では昨年からこのイベントに様々なワークショップ作品を通して参加しています。

















　今年は「廃油キャンドルづくり」「キャンドルホルダーをつくろう」「行灯に絵を描こう」「石行灯」で参加しました。
　





　
　いよいよ１９時半から、キャンドルの灯りで過ごす２時間半のプラグラム！





　今年は、青海万里子さん（金沢エコライフくらぶ）のお話、細川律子さんの朗読（宮沢賢治）、










　

　キャンドルコンサートではBEANS、









　


　そして劇団パナシェによる朗読劇トーベ・ヤンソン作ムーミンから「夏まつりのイヴのこと」を行いました。




　

　プログラム開始前の時間帯ではアート工房内ではピック・フィンランド・ディ、





PIT１では“ひげきた”さんの移動プラネタリウム、









　アート工房前芝生広場では２１世紀美術館イベントPRとしてコンテンポラリーダンス「金魚」が行われ、夕方からキャンドルナイトに向けて盛り上がっていきました。




　どのプログラムもそれぞれ違うタイプのモノで、飽きさせない楽しい内容になっていたと思います。











　


　

　

　




　

　NHK中継をみてから芸術村に来た方もいたようで、切れ間無く続々と来場者がいたように思います。結果として約８００名という大変多くの方々に来場いただきました。本当に有り難うございました。









　今年は、ステージの日干しレンガ８００個、廃油キャンドル８００個、来場者約８００名！！！
何故か８並び！末広がりで…縁起が良いです。
来年は果たして、どうなるんでしょうか！！！乞うご期待！！！

　最後に、夜遅くまでサポートしてくれたアートアンツ、ＮＨＫ職員の皆様、本当にありがとうございました。

　文・アート工房ディレクター　戸出雅彦
　写真・アートアンツ　大間光記、北出まり子
　構成・アート工房ディレクター　渡辺秀亮