アートアンツ キッズラジオプロジェクト
2009年 04月 08日
アートに関係することを、実際に子どもたちと取材し、感じたこと、感動したことを、ラジオ番組にして、発信していきます。番組はどのようにして作るのか?また、言葉での表現の仕方などを学びます。言葉で相手にイメージを伝えることは、難しいことですが、その表現方法を知ることで、よりアートへの興味や関心を深め、想像する力を養ってもらいたいと思っています。
22日の1回目の講座がスタートしました。この春から小学5年になる女の子が5名、6年生になる女の子が2名の7名の参加ではじまりました。
まず、講師の経田泰夫氏から、インターネットラジオのしくみを教えてもらい、番組のテーマ(陶芸家に会いにいく)についての説明をしてもらいました。
その後、話す練習をアナウンサーのお姉さんといっしょにやり、どんなラジオ番組がいいのかを話し合いました。
語りをする人、体験する人、話を聞く人とそれぞれ役割を決めました。 はじめは少しはずかしがっていましたが、だんだんと元気が出てきて、番組のことについてや陶芸作家さんへの質問なども飛び出してきました。
最後に、番組のタイトルを「キッズ 聞いちゃいました とうげいか!」に決めて初日は終了しました。
25日の第2回目の講座はいよいよ番組作りにチャレンジしました。
取材をするため、陶芸家 戸出雅彦さんに会いにいきました。
戸出さんは金沢市の卯辰山に住んでいて、自分の家に作品を作る工房があります。
2回目になると、とまどいから楽しさに変わってきて、みんなでたくさんの話題を話すことが出来ました。
ナレーションを担当する人たちが、原こうの内容をチェックしながら読む練習をします。取材の経験が自信になったのか、みんなの声がハキハキとしてきました。
無事ナレーションの録音も終り、パソコンを使った音の編集に入ります。音楽も入れるとみんなのナレーションがもっといい感じになってきました。 そしてついに完成!出来上がったばかりの番組を、みんなで聞きました。
この日はテレビニュースの取材や、ラジオの生放送にも出演し、 みんなどうどうと、感想などを答えていました。
アートアンツ キッズラジオプロジェクトのホームページが出来て、ラジオ番組もインターネット(www.art-ants.net)で公開されています。(芸術村のホームページお知らせ からアクセスできます。) 子どもたちと、子どもたちの目線で、インターネットで世界中の人が聞けるラジオ番組をつくることが出来、本当にいい経験ができました。今年度もまた面白い番組が作れるようにがんばりたいと思います。
アート工房ディレクター 渡辺秀亮
by artvillage | 2009-04-08 18:32 | アート