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くるくる回るプロジェクトwithアートアンツ

あけましておめでとうございます。
本年も芸術村ジャーナルをよろしくお願いします。

2008年1月5日10時からアート工房にて「くるくる回る看板プロジェクト」で三和児童館の子供たちとアートアンツの長原さんと渡辺で看板作りをしました。
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アートアンツの長原さんが子供たちに今日の作業工程を説明しているところです。




まず、これがどのようなプロジェクトなのかの説明をしますと、
「NPOどんどこプロジェクト」というものが、北九州・金沢・仙台のそれぞれ2ヶ所で、計6ヶ所の児童館で行われいます。金沢では三和児童館と浅野町児童館が参加していて、それぞれの児童館で4回ずつ様々なプロジェクトを行っています。
三和児童館では、 地球にやさしい「くるくる回るプロジェクト」 ということで、
 ①玉ねぎ染めの体験を障害児と共に(自然は回る)
 ②水すまし号発進!(水は回る)
 ③かえっこバザールin三和(おもちゃは回る)
 ④くるくる回る看板プロジェクト
の4回があり、今回が最後のプロジェクトになり、毎回様々な人達がお手伝いをしている中、くるくる回る看板プロジェクトはアートアンツがお手伝いすることになったのです。
詳しくは、「金沢のどんどこプロジェクト」のHPをご覧ください。

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地球にやさしいということで、材料はほとんど廃材を使い作ります。
モチーフがなぜ亀かと言うと、三和児童館には児童館の開館以前の、約40年前からすんでいるカメがいてみんなを見守っていてくれてるそうです。



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4回のプロジェクトを中心となってすすめていた、小学校6年生の女の子6人が思い出となる看板作りに参加しました。
4人、2人の二手に分かれて作業を進めます。4人のチームが下書きを写し、開いたアルミ缶を裏からたたいて「打ち出し」という技法で看板を立体的に作ります。

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残りの2人のチームが、看板の枠の部分の色塗りや、土台となるコンクリートを流し込む型枠作りです。


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午前、午後と6時間ちかくの長時間の作業となってしまいましたが、多少の疲労はあるものの、飽きることなく、黙々と、そして楽しそうに作っていました。
完成まであと一歩です。

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ついに完成です。みんなのがんばりで、とてもかわいく、素敵な「くるくる回る看板」ができました。みんなの思い出がいつまでも三和児童館で回り続けることになるでしょう。

半年にも及ぶ長丁場の 地球にやさしい「くるくる回るプロジェクト」。NPOi−ねっとの青海さん、三和児童館の上野さんお疲れ様でした。
そして、最後に、企画から、作業が一日で済むように材料の下準備などまで、多くの時間を費やしたアートアンツの長原さん、本当にお疲れ様でした。
アート工房ディレクター 渡辺 秀亮

by artvillage | 2008-01-10 17:20 | アート  

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