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アメリカバッファロー市代表団とJAZZ-21との交流

8月2日(木)に昨年JAZZ-21がアメリカバッファローに訪問した際、お世話になった道井孝子さん、サルヴァトア・アンドリーナさんらバッファロー市代表団が芸術村を訪問されました。
アメリカバッファロー市代表団とJAZZ-21との交流_e0118827_19132938.jpgアンドリーナさんはバッファローフィルハーモニー交響楽団に所属するクラリネット奏者で、スイングジャズで有名なベニーグッドマンと共演した経歴をもつ音楽家です。
JAZZ-21はちょうど『空を翔るJAZZ』が間近ということもあり、演奏する曲を聴いてもらい指導していただきました。

ご指導頂いた中で印象に残っているのは、JAZZらしい音の強弱とリズム感を特にメンバーには言っていました。
また、クラシックとジャズはジャンルはちがいますが、基本は一緒だということを何度も言ってました。

アメリカバッファロー市代表団とJAZZ-21との交流_e0118827_19144885.jpg普段なかなか講座の中で指導がむずかしいソロ演奏の指導もして頂きました。
ブルースのコード進行を元にその中で使える音をみんなに説明して、どのように吹いても立派なオリジナルな即興演奏になるということを1人ずつ吹かせてソロ演奏を体感させていました。
専門的に言うとスケールという概念の入口をみんなは体験したことになります。
みんなそれぞれ新鮮な感覚だったのではないでしょうか。

特筆すべきは今年4月から入ってトランペットに挑戦している小学生がすごく頑張って、何とか音をつなぎ合わせ自分のソロ表現を披露し、みんなから喝采を受けていた事です。

このアンドリーナさんのやり方は私にとっても講師にとってもすごく参考になりました。
子どもは大人が思っている以上に可能性を持っているということを感じました。
この方法を講座の中に取り入れて、みんながバリバリソロ演奏をしてくれる事を願う次第です。

アメリカバッファロー市代表団とJAZZ-21との交流_e0118827_19153324.jpg最後にベースの田中とアンドリーナさんによるデュオによる「Memories of You」の演奏でワークショップは終了しました。







この交流ワークショップでは、目前に迫った金沢城での演奏も大事だったのですが、もっと普段の子ども達に対する指導について考えさせられるアンドリーナさんとの交流でした。
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ディレクター 新谷美樹夫

by artvillage | 2007-08-17 19:54  

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