人気ブログランキング | 話題のタグを見る

36.56°展 作品紹介②

 3/6から3/18の13日間、金沢市民芸術村アート工房にて開催されていた、wall!ウォール!うぉーる!プロジェクト「36.56°展」の作品紹介つづきです。


36.56°展 作品紹介②_e0118827_18431674.jpg
無題/長原 めぐみ(ながはら めぐみ)
3年前からアートアンツに在籍しているアーティスト:長原めぐみ氏の作品は巨大花ラフレシア(世界一臭い花!)の中に光る子ども?の顔。上にはチョウが舞う!といった作品を出品してくれました。彼女は中学校美術教師をしながら制作、発表を行っている作家です。以前は金属による造形作品を手掛けていましたが、近年は、今回出品された作品のような布を用いた造形作品へと変化してきました。公開制作では、張り子のラクダ制作(ベリーダンスの舞台美術として制作)を行いました。


36.56°展 作品紹介②_e0118827_1847394.jpg
垢/林 一平(はやし いっぺい)
巣箱プロジェクト講師、看板をつくろう!その他、様々な展覧会設営にも協力いただいている彫刻家の林一平氏。今回の作品はアート工房内の空調設備にあわせて制作した巨大な木彫作品。アート工房を隅々まで熟知している林氏ならではの作品であったと思います。


36.56°展 作品紹介②_e0118827_1850353.jpg
XXX/村井 啓哲(むらい けいてつ)
PIKAPIKAプロジェクト、輪派絵師団ライブパフォーマンス等々でご協力いただいたアーティスト:村井啓哲氏。今回は映像作品を出品していただきました。映像の冒頭ではアナログテレビである、いわゆる「砂の嵐」(ザーっというあれです)が映し出されますが、デジタルでつくることが大変難しいとのことでした。また村井氏には今回のフライヤーおよび冊子のデザインも手掛けていただきました。


36.56°展 作品紹介②_e0118827_18521276.jpg
モンデンエミコの作品日記/モンデンエミコ
キッズラジオプロジェクトや21世紀美術館アートプラットホームでアート工房と様々連携、協力いただいたアーティスト:モンデンエミコ氏は、「日記」をテーマに壁一面に想いの詰まった様々な作品を設置。


36.56°展 作品紹介②_e0118827_185433.jpg
三六五/渡辺 秀亮(わたなべ ひであき)
アート工房ディレクターで石彫家の渡辺秀亮氏。1日1個、つくり続けた(磨き続けた)小石たちが一月ごとに並べられた作品。


36.56°展 作品紹介②_e0118827_18562683.jpg
無題/渡部 匡人(わたなべ まさと)
子ども茶会、人形劇で講師を務めたガラス作家:渡部匡人氏はガラス技法を様々駆使して制作を行っていますが、今回の作品も溶けたガラスを金型に押込み、更に引っぱり…成形したパーツを組み合わせたものや、色ガラスを電気炉内で溶着させた作品を出品。

                      文・アート工房ディレクター 戸出 雅彦
                      写真・アートアンツ 家山 真 
                      構成・アート工房ディレクター 渡辺 秀亮

by artvillage | 2010-03-26 18:37 | アート  

<< 36.56°展 レセプション 36.56°展 作品紹介① >>