36.56°展にむけて①
2010年 03月 04日
旧舟木千舟堂の2階には、どのように作品を作ることになったかのアイディアや経緯を描きとめた展示があり、階段を降りて1階に行くとまるで畳みの上を魚が泳いでいるような空間が広がっていました。
28日の18時からは、展示を終了して、泳いでいたイワナを捕まえて料理し、皆で食べるというプログラムになりました。泳いでいる魚を眺め、その横で参加者が魚を食べるというとても面白い作品でした。
作者コメントです。
輪島市で行った作品は、使われなくなった土蔵の1階約40畳の部屋に水を張り魚を泳がせた。
自然が侵食している様子を人の手で作り上げることにより、その場所がもっていたもう一つの可能性を示した。そして自然のメタファーである魚は参加者により宴へと変えられる。
芸術村の「36.56°展」でも魚を泳がせるプランになるそうです。どのような作品になるのか今から楽しみです。
アート工房ディレクター 渡辺秀亮
by artvillage | 2010-03-04 23:20 | アート